夏の暑さの原因となる紫外線ダメージは、他のどのパーツよりも頭皮に協力に降り注ぐので、何もしていない状態でも頭皮にかく汗が増え、べたつきやニオイ、不快感を気にしている女性は多いのではないでしょうか?
また夏の暑さで頭皮にかく汗は仕方がないものだとあきらめたり、サラサラの頭皮環境を維持するヘアケアが難しと悩むこともあるでしょう。
今回のコラムでは、夏の頭皮のトラブルによくある、汗の原因やサラサラの頭皮環境を取り戻し維持していくための対処法をご紹介。
頭皮の汗を抑える、日常生活とヘアケアのポイントを合わせて参考にしていただければと思います。
スポンサーリンク
目次
頭皮に汗をかく原因やメカニズムとは?
体質によって個人差はあるものの、頭皮にはたくさんの汗腺や毛穴が存在しているため、カラダや顔よりも汗をかく人が多くいると考えられています。
ではなぜ、頭皮は顔やボディよりも大量の汗をかきやすいと言われているのでしょうか?
ここでは頭皮に汗をかく原因や、メカニズムについてチェックしてみましょう。
頭皮に汗をかくメカニズム
頭皮に汗をかくその理由・メカニズムは、頭皮の毛穴には汗が出る元のことをいう汗腺の、
- エクリン汗腺
- アポクリン汗腺
というものが存在しているため。
頭皮のこのふたつの汗腺は、皮膚のすぐ下の部位を指す皮下組織に存在し、体温調整を担う役割を持っています。
汗腺は体温の影響をダイレクトに受けやすい性質があり、体温が上昇するとともに汗を流してカラダの一部の温度を一定に保とうと働きかけていきます。
夏の急激な気温上昇、降り注ぐ紫外線ダメージによって、頭皮は常に熱を持った状態となり、エクリン腺・アポクリン腺の働きが自然に活性化するため、顔やボディよりも大量の汗をかきやすくなるのです。
この汗腺は主に体温調節を行う機能があり、体温が上昇するとともに汗を排出して体の温度を一定に保とうとします。
頭皮の汗の主な原因とは?
頭皮の汗の原因は暑さによって体温が上昇し、頭皮に熱がこもってエクリン腺・アポクリン腺が活性化するばかりではなく、
- ストレスや緊張など、メンタル面の状態によるもの
- 多汗症という疾患によるもの
が原因となるケースもあります。
まず緊張や不安、ストレスなどのメンタル面の不調は、エクリン腺・アポクリン腺から大量に汗が出やすくなります。
またメンタル面のこのような不調は、体温調整の役割がある自律神経が乱れ、体温のコントロールが効かなくなってエクリン腺・アポクリン腺が活性化し、頭皮の熱を追い出せない状態になってしまいます。
自律神経は女性ホルモンのバランスを司る役割もあるため、ストレスや不安感はホルモンバランスのゆらぎにもつながり、頭皮の汗ばかりではなくお肌や身体の機能のゆらぎにもつながってしまうことがあります。
多汗症による頭皮の汗は、日常生活に支障をきたすほどの大量の汗をかいてしまうことが症状のひとつです。
多汗症は原因が明確になっているもの、なっていないものがあり、クリニックでの治療が必要となる深刻な疾患として知られています。
頭皮に汗をかくとどうなる?頭皮と髪への影響を調査してみました
頭皮にかく汗は、顔やボディに流れる汗とは違い、髪の毛が生えていることもあってすぐに対処できないやっかいさを感じるものですよね。
頭皮にかく汗は適量であれば髪や頭皮のうるおいケアに役立つものの、過剰な分泌の場合は髪や頭皮はもちろん、女性のメンタル面にもよくない影響を与えてしまうことがあります。
ここでは頭皮に汗をかくと、頭皮と髪にどんな良くない影響があるのかをまとめてお伝えしてみたいと思います。
頭皮や髪のニオイトラブルが出やすくなる
頭皮にかく汗の原因には、緊張やストレスなどのメンタル的な影響があることをお伝えしました。
メンタル面の不調で頭皮にかく汗の場合は、主にアポクリン腺からの汗が大量に出やすくなると考えられています。
アポクリン腺から出る汗は、頭皮や髪のニオイのもととなる脂質・タンパク質を含んでいるため、ニオイに関するトラブルに気づいてしまう心配が。
またアポクリン腺からでる汗は運動や入浴中にかくサラサラの汗とは違い、脂質やタンパク質を含んでいるためにべたべたとした質感になり、短時間で一気に大量の汗を出してしまう特徴があります。
抜け毛や発毛障害のトラブルが起こりやすくなる
頭皮にかいた汗は、忙しい毎日を過ごしているとすぐにケアできないこともあるのではないでしょうか?
頭皮にかいた汗は空気に触れると酸化し、徐々に角質として頭皮の上に蓄積してしまいます。
古い角質が頭皮に溜まってしまうと、頭皮の毛穴がふさがるため新しい髪が生えにくくなったり、毛根に栄養が行き届かなくなって髪質が弱い状態に変化するリスクがあります。
また頭皮の古い角質は雑菌のエサになってしまうため、ニオイやべたつきが長期化するケースもあるのです。
ヘアケアやスタイリングに時間がかかる
頭皮の汗は頭皮と髪に与える影響がいくつもあるため、毎日のヘアケア・スタイリングにも長い時間を要してしまいます。
時短でのヘアケア・スタイリングができる条件は、サラサラの髪質・健やかな頭皮環境が欠かせないポイントに。
ですが汗をかいた頭皮は古い角質が溜まってべたつきやすく、髪にも汗が付着して汚れた状態になっているため、ヘアケア・スタイリングに時間がかかり、気持ち的な負担も強くなってしまうでしょう。
頭皮の汗を抑えるためにできること!日常生活のポイントとは?
頭皮の汗対策は、ヘアケアやスタイリング時だけではなく、日常生活を送る上でもいくつもの工夫・アイディアが存在しています。
頭皮の汗を未然に抑えてしなやかな髪と清潔感のある頭皮環境を維持していくため、ここでは日常生活でできるポイントを一緒にチェックしてみましょう。
胸の上を強く押さえる
胸の上を強く押さえる頭皮の汗対策は、舞妓さんも帯や紐を巻き付けて対策している方法のひとつ。
胸の上あたりには頭皮の汗を抑えるツボが存在し、押さえることで汗の過剰な分泌が抑えられます。
頭皮の左右で汗をかく量が少ない場合は、汗を多くかく方の胸の上をつねるように押さえてみることがポイントです。
またストレスや緊張をできるだけ感じないよう、日ごろからメンタルをケアする工夫・アイディアをいくつも増やしておくようにしましょう。
腹式呼吸を心がけてみる
頭皮の汗の原因は、緊張やストレスによって自律神経・ホルモンバランスが乱れ、体温調整ができない状態であることをお伝えしました。
腹式呼吸を心がけると、呼吸のリズムが整って自律神経に作用し、自律神経が持つ体温調整の働きがスムーズになって汗をかきにくくなると言われています。
頭皮の汗の原因は脳や神経の興奮状態で交感神経ばかりが優位に立った状態なので、腹式呼吸を意識して繰り返し行うと、リラクゼーション作用のある副交感神経が優位に足り、大量の汗を押さえることができます。
この方法は、頭皮の汗を抑えることはもちろん、かいてしまった汗をスーッと引かせる効果も期待でき、大きくゆっくりとした腹式呼吸を習慣づけておきましょう。
首筋を冷やしてクールダウン
首にはたくさんの神経や血管、リンパ管が存在しているため、このパーツを冷やしてクールダウンさせると、適度に血流が制限されて頭皮の汗が引くようになります。
首を冷やす頭皮の汗対策は、自宅ではもちろんオフィスでも手軽にできる方法となっているため、常に自分の体温を意識しながら、体温が上がってきたと感じたタイミングで首をしっかりと冷やしておくようにしましょう。
スパイシーな食べ物を控えてみる
夏に食べたくなるスパイシーな食べ物でも、香辛料は血管を拡げて体温を上昇させてしまうため、頭皮はもちろん顔やボディの汗にもつながりやすくなります。
頭皮の汗が気になる際には、一時的にでもスパイシーな食べ物を避け、
- 汗のニオイ対策に役立つ酵素、繊維質、乳酸菌を含む食べ物を補う
- デトックス作用があるカリウムを含む、水分の多いフルーツや野菜を摂る
といった食生活を心がけてみるようにしましょう。
頭皮に汗をかいてしまったら?早めにしておきたいヘアケアまとめ
今期は国からの節電が推奨されていることもあり、エアコンのフル稼働が難しいために室内でも頭皮の汗を気にする女性が増えているよう。
ここでは頭皮に汗をかいてしまった際にできる、早めにしておきたいサラサラ頭皮のためのヘアケアをご紹介します。
汗に気づいた時短で早めにふき取る
頭皮の汗は放置してしまうと空気中で酸化し、古い角質が溜まって頭皮・髪にいくつもの良くない影響を与えてしまいます。
頭皮に汗をかいたと気づいたら、その時点で早めに汗を拭きとっておくようにしましょう。
常にサラサラの頭皮環境を維持するために、頭皮や髪専用のタオル・シートなどを常備しておくことも安心ですよ。
シャンプーを正しく行う
清潔で健やかな頭皮環境はそれだけで汗のトラブルが少なくなると言われています。
頭皮の汗の根本的な対策となるシャンプーは、丁寧に予洗いをして上質な泡を作り、髪と頭皮を包み込むようにやさしく丁寧に洗いましょう。
またすすぎ残りがあると雑菌の繁殖でニオイにつながり、そこに汗をかいてしまうとまた新たなトラブルが出やすくなるため、すすぎは3分以上の時間をかけて丁寧に行うことがポイントです。
頭皮専用の制汗剤を活用してみる
頭皮専用の制汗剤は、身近なドラッグストアやバラエティショップ、インターネットの通販サイトと手軽に購入することができます。
頭皮専用の制汗剤は汗腺を塞ぐ作用があり、頭皮の毛穴を引き締めて汗を抑えながらサラサラのコンディションを維持できます。
制汗剤は汗や皮脂を収れんしたり、女性が好むフレッシュな香りのもの、保湿成分配合で頭皮と髪をいたわるなどのメリットも備わっていますので、このようなグッズを活用してみることもおすすめですよ。
美容室でのバブルスパ
バブルスパはシャンプーでは落としきれない毛穴に詰まった皮脂や汚れを微細な泡(炭酸の2000分の1)のマイクロバブルの力で除去します。
おうちではなかなかできないヘアケアですので、美容室で定期的にバブルスパをすることをオススメします!
HANABUSAでも、話題の魔法のバブルスパ【marbb マーブ】を導入しています。
ご予約はお気軽にどうぞ。
~おわりに~
頭皮の汗は顔やカラダにまで流れてしまうことがたびたびあり、べたつきや不快感に強いストレス・コンプレックスを感じるものです。
いつも清潔な頭皮環境を維持して女性ひとりひとりの魅力を引き出すために、ヘアケアと日常生活でできる頭皮の汗対策をコツコツ積み重ねていってくださいね。
スポンサーリンク
COMMENT ON FACEBOOK