ヘアケア

エアコンの長時間使用が抜け毛の原因に?理由と頭皮と髪へのダメージを抑えるコツ!

本格的な暑さが到来したこの季節、エアコンを長時間使用することも増えているのではないでしょうか?

髪と頭皮のダメージにはさまざまな原因がありますが、実はエアコンの長時間使用も薄毛や抜け毛につながる原因のひとつと考えられているんです。

今回はエアコンの長時間使用がなぜ薄毛や抜け毛の原因になってしまうのか?気になる理由や頭皮・髪への影響をわかりやすく解説!

エアコンを使いながらでも髪と頭皮にかかるダメージを少なくして、薄毛や抜け毛を予防する使い方、日頃のヘアケアのポイントをぜひ最後までごらんになってくださいね。

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目次

エアコンの長時間使用で抜け毛が増える!?その理由、関係性を詳しく解説!

暑い季節は心身を涼やかなコンディションに維持するために必要なエアコンですが、頭皮と髪に対してのダメージには注意しておきたいNGポイントがいくつかあるんです。

エアコンの冷風に長時間、頭皮と髪に当たり続けてしまうとどうなるのか、薄毛や抜け毛との関係性を詳しく見ていきましょう。

頭皮の血行不良が起こり抜け毛、薄毛につながる

コシとツヤのある美しい髪・頭皮環境は、頭皮の血液循環が安定・活性していることが大きな条件になります。

その理由は、頭皮の血行は毛根に栄養を届けて髪の成長を促したり、頭皮・髪の内部に溜まったままの老廃物・毒素を流す作用があるため。

エアコンに髪と頭皮が長時間晒され続けてしまうと、冷風の影響で髪と頭皮がどんどん冷えてしまいます。

すると、毛根に酸素や栄養を届ける働きのある血液循環が滞って、頭皮と髪が栄養不足になり抜けやすい髪質に変わって薄毛につながるのです。

髪と頭皮の水分・油分が不足するため

髪と頭皮の水分・油分は、ツヤや栄養、キューティクルを守る大切な要素になります。

また頭皮の内部には、水分と油分がミルフィーユのように重なり合ったラメラ構造が存在し、うるおいと栄養のバランスを守っています。

エアコンの冷風に髪と頭皮が長時間晒され続けてしまうと、両方が乾燥して水分・油分が不足します。

すると頭皮のコンディションを守るラメラ構造の水分と油分の層が崩れてバランスが悪くなり、髪や頭皮がかさかさしたり、乾燥によって皮脂が過剰に分泌して毛穴が詰まり、髪の成長が妨げられてしまいます。

エアコンの使用で頭皮と髪が乾燥すると、角質層の水分・油分が担う、ダメージを受けた髪が新しい髪に生まれ変わる新陳代謝やターンオーバーが乱れてダメージのある髪ばかりが残ることで抜けやすい髪が増えてしまうのです。

また水分・油分のバランスが崩れると、頭皮と髪にうるおいを与えようと皮脂が過剰に分泌します。すると髪がべたついたり不自然なテカリが出て、薄毛や抜け毛以外のトラブルも出やすくなる心配があります。

頭皮トラブルが起こりやすくなる

エアコンの冷風に髪と頭皮が長くさらされ続けてしまうと、頭皮がカサカサに乾くことで、

  • かゆみや炎症が起こりやすくなる
  • 古い角質が溜まって、フケの原因になる
  • 汚れや雑菌が溜まり、頭皮環境が乱れる

といったいくつもの影響が出やすくなります。

頭皮はそもそも、髪を生やす土台の役割をしているので、エアコンの長時間使用によって頭皮がカサカサになると、髪が生えるサイクルが乱れ、抜けやすく切れやすい休止期の髪が増えてしまう心配もあるのです。

免疫力が低下し髪と頭皮が栄養を摂りこめなくなる

エアコンを長時間使い続けていると、室内がキンキンに冷やされる分、お肌も冷えて体温が低下してしまいます。

体温は1℃でも低下すると基礎代謝が15%、免疫力が30%もダウンしてしまうことが明らかになっています。

免疫力というと一見髪と頭皮にはかかわりがないようなイメージがありますが、免疫は頭皮と髪が必要な栄養を摂りこむための役割があります。

そのためエアコンの長時間使用で頭皮やお肌が冷え、体温が下がってしまうと免疫力が持つ頭皮と髪の栄養の摂りこみができなくなり、栄養不足からの抜け毛・薄毛につながりやすくなるのです。

エアコンのダメージから頭皮と髪を守る!おすすめの使い方をご紹介

厳しい暑さが続く毎日は、心身の健康を守るためにエアコンの使用が必須ですが、髪と頭皮への影響を考えると両立のバランスが難しいと感じてしまうものですよね。

エアコンのダメージから頭皮と髪を守り、快適に安心安全に使うためのポイントをまとめてみました。

長時間エアコンを使い続ける環境にある方は、髪と頭皮へのダメージを極力抑えて薄毛や抜け毛を予防・改善する、エアコン使用のポイントをぜひ参考にしてくださいね。

エアコンと加湿器を併用してみる

意外に知られていないのですが、エアコンは大気中の空気や風のように、水分や湿気を一切含まず、機械的に変換された冷風となっているため、使用時間が長くなるほどに頭皮と髪のうるおい・栄養が奪われてしまいます。

エアコンの乾燥しやすい状態から頭皮と髪を守るために、加湿器を併用してみるとうるおいのキープに役立てることができます。

加湿器にはエアコンで乾燥した室内にたっぷりのうるおいを与えて、室内のひんやりとした状態をキープしながら乾燥対策に役立ちます。

ここ最近では、ハンディミストとしても活用できる、デスクの上で使用が可能なコンパクトサイズの加湿器もリリースされるようになっているため、髪と頭皮にうるおいを与える工夫を持つようにしましょう。

送風口の角度を調整、場所移動をする

エアコンの冷風は、エアコンがある場所に近いほど頭皮と髪にダイレクトに当たり、短時間で一気にうるおいを奪ってパサつきの目立つ髪・カサカサの頭皮に変えてしまうリスクがあります。

エアコンの冷風ダメージから頭皮と髪を守るために、

  • 送風口の角度を調整する
  • エアコンから離れた場所に移動する

といった工夫を取ってみましょう。

エアコンに近い場所にいるほどに頭皮ばかりではなくカラダが冷え、代謝の低下から血行不良が起こりやすくなります。

エアコンを使う環境を見直すことで髪と頭皮へのダメージが抑えられ、薄毛や抜け毛の進行ガードにも役立ちますよ。

エアコンの代わりに扇風機を使う

エアコンの冷風ダメージで頭皮と髪の乾燥、パサつきなどが著しいと感じた場合は、エアコンの代わりに扇風機を代用してみることもおすすめです。

エアコンから吐き出される冷風は、湿気や水分を含んでいないために乾燥ダメージが出るとお伝えしましたが、扇風機であれば湿気や水分を含んだ室内・大気中の空気を循環させながら乾燥対策に役立てることができます。

気温がそこまで高くない日などは、エアコンを使わずとも扇風機だけで十分に対応できるケースがあります。

気候の状態を見ながら、頭皮と髪へのダメージを極力少なくするために、エアコンの代わりに扇風機を使って対処してみましょう。

エアコンの温度設定を高めに調整する

暑さが厳しい毎日が続くと、エアコンの温度設定を低くすることもあるでしょう。

意外に知られていないのですが、エアコンから吐き出される冷風は温度設定が低ければ低いほど水分や湿気を含まない、乾燥した冷風に変わることがわかっています。

エアコンの低すぎる設定は髪と頭皮のうるおいが奪われてしまうばかりではなく、お肌の乾燥や体温の急激な低下などいろいろなダメージが出やすくなるため、温度設定を見直して低く設定しないよう注意しましょう。

エアコンの長時間使用が原因の抜け毛・薄毛対策!ヘアケアのポイントとは?

エアコンの長時間使用が原因の髪と頭皮のダメージは、これまでにお伝えした上手なエアコンの使い方に合わせて、ヘアケアにいっそうチカラを入れておくことがポイントになります。

エアコンの冷風ダメージから髪と頭皮を守り、抜け毛や薄毛の進行をガードする、効果的なヘアケアを一緒にチェックしてみましょう。

アウトバストリートメントの活用

エアコンの乾燥した空気・冷風から髪と頭皮を守るためには、保湿のヘアケアがポイントになります。

アウトバストリートメントは乾いた髪にも使うことができ、

  • 分子が細かくシュッとスプレーするだけで効率的にうるおいを補えるスプレータイプ
  • 頭皮と髪の極度の乾燥にうるおい、栄養を与えるオイルタイプ
  • 汗や皮脂分泌が気になる季節にみずみずしく使えてしっとりまとまるジェルタイプ
  • 敏感な頭皮環境にも刺激が少ないミルクタイプ

といった、好みの使用感や髪と頭皮の状態に合わせて選べる種類が豊富にバリエーションされています。

エアコンの利いた室内で過ごす際やは、エアコンの長時間使用で頭皮と髪の乾燥に気づいた際には、早めにアウトバストリートメントを使ってうるおいの保持をしておくようにしましょう。

ブラッシングをこまめに行う

エアコンの長時間使用で髪と頭皮の乾燥、パサつきや不自然な広がりでまとまりのなさが気になった際には、ブラッシングをこまめに行うようにしましょう。

ブラッシングはヘッドマッサージ同様の効果があり、頭皮の血行を促進しながら毛根に栄養が届きやすいコンディションに整えてくれます。

またブラッシングをすると、頭皮の毛穴が刺激されて皮脂の分泌を促すことができます。

ブラッシングによって分泌された皮脂は、ブラシの動きで髪の上部から毛先にまで下りて馴染み、全体的につややかなしっとりとまとまったコンディションに整えることができるでしょう。

ナイトキャップで髪と頭皮を守る

寝苦しい熱帯夜は、睡眠中もフルにエアコンを稼働させることがあるのではないでしょうか?

睡眠中は頭皮と髪のダメージを修復するゴールデンタイムでもあるため、エアコンの影響を少なくするためにもナイトキャップを使って髪と頭皮を守るようにしてみましょう。

睡眠中にエアコンを使っていたとしても、ナイトキャップで髪と頭皮をガードしていると、内部に湿度・うるおいあが満ちて、翌朝に感じやすいダメージを軽減につながりますよ。

おわりに

心身を涼やかに保つためのエアコンは、頭皮と髪には良くない影響があるので、バランスを取るのが難しいと悩むことがあります。

ですが今回のコラムでご紹介したように、エアコンを使いながらでも髪と頭皮の健康を守り、薄毛・抜け毛の予防改善にアプローチできる方法がたくさんあるため、いくつもの工夫とアイディアを活かしながらベストなコンディションをキープしてくださいね。

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