髪の知恵袋

ヨーグルトが育毛に良いって本当?髪との関係性や効果、食べ方を解説します!

普段から何気なく食べているヨーグルトは、腸内環境の改善や美容、健康に良い食べ物というイメージが自然ですよね。

実はヨーグルトは、髪の健康や育毛に良い働き、栄養がいくつも備わっているため、薄毛や抜け毛に悩む女性に特に補ってほしい食べ物のひとつなんです。

今回のコラムでは、ヨーグルトが育毛に良いと言われている理由、髪との関係性やおすすめの食べ方をわかりやすくご紹介。

さらに、髪と頭皮にヨーグルトの栄養をダイレクトに補う、トリートメントパックのヘアケアメソッドについても解説してみたいと思います。

誰にとっても身近で続けやすいヨーグルトの育毛・ヘアケア情報をどうぞ最後までお見逃しのないようにチェックしてくださいね。

スポンサーリンク



目次

ヨーグルトが育毛や髪の健康に良い?関係性と理由をわかりやすく解説!

腸内環境改善や美容、健康に良いというイメージが一般的なヨーグルトですが、育毛や髪の健康にアプローチできるのは、含有されている栄養成分と腸に届く注目の働きが主な理由になっているんです。

ここではさらに詳しく、ヨーグルトが育毛や髪の健康に良い理由、腸内環境と髪の関係性について一緒に見ていきましょう。

髪と腸内環境は密接な結びつきがあるため

健やかな腸内環境は、便秘や肌荒れの改善、免疫機能の向上といったイメージが一般的ですよね。

実は腸内環境は、髪質・髪の健康や育毛のサイクルを左右する密接な結びつきがあると言われています。

ヨーグルトを食べて腸内環境が整うと、育毛にアプローチする善玉菌や乳酸菌が増えて、髪のトラブルの原因となる悪玉菌の減少にアプローチできます。

悪玉菌が多い腸内環境は、体内に毒素や老廃物が溜まった状態になり、これらはターンオーバーによって頭皮に届きやすくなるため、血流が悪くなって育毛の阻害、抜け毛や薄毛になりやすくなると言われています。

ヨーグルトで腸内環境が整うと、髪のトラブルの原因となる毒素が少ない、排出されやすい状態になるため、頭皮にまで栄養が届きやすくなって丈夫な髪・健やかな頭皮環境に変わっていきます。

頭皮は血液循環の役割があるふくらはぎ・心臓から離れた場所に位置しているため、ささいなきっかけでも血行不良・毒素が溜まりやすい状態にあります。

ヨーグルトを食べながらの内側からのヘアケアは、腸を整えて頭皮に栄養を摂り込みやすくするため、育毛や髪の健康に良いと考えられているんですよ。

ヨーグルトが「IGF-1」の作用を活性化するため

ヨーグルトを食べると抜け毛や薄毛の改善・予防にアプローチできるのは、インスリン様成長因子と呼ばれる、「IGF-1」がヨーグルトの栄養によって活性されると言われているため。

成長因子のIGF-1は発毛因子と呼ばれるほど髪の毛の成長を促す効果が期待でき、高級なヘアケアアイテムにも使用されることが増えてきています。

ヨーグルトが作用を活性化するIGF-1は、知覚神経の刺激によって量をどんどん増やしていくと言われています。

ヨーグルトには、IGF-1の成長因子の働きをサポートするばかりではなく、食べることによって胃腸の知覚神経への刺激も行うため、育毛や抜け毛・薄毛の予防改善にアプローチできるのです。

ヨーグルトで育毛や髪の健康ケア!上手な選び方を伝授

シーズン問わずに安く購入できるヨーグルトなら、カラダの内側からのヘアケア対策として続けやすさ・手軽さを実感できますね。

では、育毛や髪の健康に役立つヨーグルトをどんな風にして選ぶのが効果的なのでしょうか?

ここではIGF-1の活性、知覚神経の刺激で育毛・髪の健康にアプローチするための、ヨーグルトの上手な選び方をわかりやすくお伝えしてみたいと思います。

無糖・低糖質のヨーグルトがおすすめ

抜け毛や薄毛対策、髪と頭皮の健康に良いヨーグルトの条件は、無糖や低糖質であること。

この理由は、糖質が多く含まれたヨーグルトを食べ続けてしまうと、糖質が脂肪細胞に取り込まれ、

  • 頭皮の皮脂分泌が過剰になる
  • 皮脂によって頭皮の毛穴が詰まり、栄養が届きにくくなる
  • 糖質の影響で髪の弾力、コシを維持するコラーゲンが糖化して作用しなくなる

といういくつもの髪に良くない影響をもたらしてしまいます。

ヨーグルトによる内側からのヘアケアは、毎日食べることが推奨されているため、糖分の影響を受けないように無糖・低糖質のタイプを選び、甘さに物足りなさを感じたら、

  • 女性の髪の健康にかかわりのある、イソフラボンを含むきな粉
  • 髪と頭皮に水分を集めて保持するハチミツ
  • 腸内細菌の活性化、善玉菌のエサになるオリゴ糖

などをミックスして食べると、毎回飽きずに美味しく続けることができますよ。

「生きたまま腸に届く」と謳われているヨーグルトがおすすめ

ヨーグルトのパッケージやテレビCMなどでは頻繁に、「乳酸菌が活きたまま届く」といった興味深いフレーズを見聞きすることがありますよね。

このようなコンセプトを謳っているヨーグルトは、腸内環境を整えて薄毛や抜け毛のもととなる老廃物・毒素の溜め込み予防や排出を促してくれるため、頭皮と髪に栄養が届きやすくなると言われています。

意外に知られていないのですが、ヨーグルトの乳酸菌は熱や胃酸に強く、補っても腸にまで届かないことがほとんど。

ヨーグルトの乳酸菌をしっかりと腸内に届けて髪と頭皮がその恩恵を受け取れるよう、ヨーグルトを選ぶ際には「生きたまま腸に届く」と謳われているタイプを選ぶようにしましょう。

乳酸菌のH61が含有されたヨーグルトがおすすめ

H61という乳酸菌が含まれているヨーグルトは、頭皮の水分量を増やして保持する役割があると言われています。

H61の乳酸菌を含むヨーグルトを食べると、頭皮がうるおい・栄養に満ちた状態になるため、育毛を促進して抜け毛や薄毛予防にアプローチできます。

ヨーグルトでH61の乳酸菌を補うことが難しい場合でも、この乳酸菌を含むサプリメントが多数展開されているため、ケースバイケースでヨーグルトまたはサプリでの補助を心がけるのも良いでしょう。

パントテン酸配合のヨーグルトを選ぶ

美容に良いイメージが強いパントテン酸ですが、抜け毛や薄毛の予防改善に良い成分として注目を集めています。

パントテン酸を含むヨーグルトも商品数が数多くあり、食べることで頭皮の血流を促し、丈夫な髪を育てて薄毛や抜け毛の予防にアプローチします。

女性の抜け毛や薄毛は、ストレスや加齢、紫外線ダメージによって発生する活性酸素の影響が大きな原因のひとつ。

パントテン酸を含むヨーグルトは抗酸化作用力に優れ、アンチエイジングの作用も期待できるため、この栄養が多いギリシャヨーグルトを選んでみることもおすすめですよ。

育毛や抜け毛、薄毛対策に良いヨーグルトの食べ方

ヨーグルトを食べながら頭皮や髪にさまざまな恩恵を与えていくため、ここでは育毛や抜け毛・薄毛対策に良いヨーグルトの上手な食べ方を見ていきましょう。

空腹時には食べないこと

「生きたまま腸に届く」というタイプのヨーグルト以外は、胃酸の影響によって育毛作用のある乳酸菌が死滅しやすいと言われています。

乳酸菌をしっかりと腸に届けて育毛や薄毛、抜け毛対策を取っておくために、ヨーグルトは空腹時を控え、食後や水分をたっぷりと摂取した後に食べるようにしましょう。

できるだけ長期継続する

育毛や薄毛、抜け毛対策のためのヨーグルトケアは、できるだけ長期間食べていくことが重要なポイントになります。

ただ、ヨーグルトの乳酸菌は体質や腸内環境によって相性が変わってくるため、

  • 生きたまま腸に届くタイプのヨーグルト
  • H61を含むヨーグルト
  • パントテン酸を多く含むギリシャヨーグルト

のどれかを選び、同じタイプのものを2週間続けて髪と頭皮のコンディションを見てみるようにしましょう。

2週間続けてみて育毛の実感力があったヨーグルトが腸内環境や体質に合ったタイプと判断できるため、毎日長期の継続を心がけてくださいね。

1日100~150㎎食べるようにする

ヨーグルトは成分や製法にかかわらず、1日100~150㎎食べることが腸内環境を整え、育毛にアプローチできる目安量となります。

一般的にヨーグルトは400gの容量になったタイプが多数となっているため、ひとつのヨーグルトを4日を目安に補うとバランスが良くなりますよ。

ヨーグルトで育毛パック!食べる以外の活用法を伝授

ヨーグルトは単純に食べるだけの育毛ケアではなく、ダイレクトに栄養を頭皮と髪に補えるヘアパックの活用術があります。

ヨーグルトパックはナチュラルな育毛ケアとなり、育毛に特化したヘアケアアイテムを購入するよりもずっとコスパが良く、手軽に続けられるメリットがあります。

育毛にアプローチできるヨーグルトのヘアパックもシンプルな方法で、

  1. 髪と頭皮を清潔な状態に整えておく
  2. 大さじ2杯のヨーグルトを用意、、ロングヘアの場合は3杯程度
  3. 髪にまんべんなく、均等に馴染ませる
  4. ラップを巻いてその上からレンチンした蒸しタオルでをかぶせて髪全体を包み込む
  5. 20分ほどそのままにする
  6. ぬるま湯で洗い流してから丁寧にシャンプー、いつものヘアケア

をして完了となります。

育毛にアプローチできるヨーグルトのヘアパックは、

  • 乳脂肪分による髪と頭皮のうるおい効果で乾燥を防げる
  • 乳酸の抗菌作用によって清潔な頭皮環境に導く
  • ヨーグルトのタンパク質によってダメージ修復にアプローチする

といういくつもの恩恵があるため、髪と頭皮のコンディションを見ながら週に1・10日に1回の頻度で行うようにしましょう。

おわりに

腸内環境のケアが主なイメージだったヨーグルトが、実は抜け毛や薄毛対策・予防に役立つのは嬉しい発見でしたね。

毎日コツコツとヨーグルトを食べて腸内環境を健やかに整え、IGF-1や知覚神経の刺激による恩恵を、髪と頭皮を日々観察しながら感じ取っていってくださいませ。

スポンサーリンク



COMMENT ON FACEBOOK

Return Top